top of page
ごあいさつ
佐藤 章
Akira SATO
五月書房新社 取締役
編集委員会委員長
ここに名前を連ねることを快諾してくれた五月書房新社・編集委員会委員の方々は、まぎれもなく現代日本の「知の精鋭たち」である。その略歴は私が中心になって記したものだが、一人一人の来し方をたどる時、ある共通した特徴に気がつく。その歩みには必ず「志」といったものが読み取れ、暗夜の中の灯火のようにその人を導いていることだ。
「知」を支えるものは「志」であり、「志」こそが道標となっている。弊社の編集委員には何一つ義務も縛りもないが、「志」を同じくする仲間同士の「知」の交歓がある。そう信じたい。志操のない偽りの志やフェイクニュースの跋扈する現今、この「知の精鋭たち」の交歓の輪を現代日本に広め、迷妄から真実へ覚醒する道を示したい。
弊社の場に集う「知の精鋭たち」はまだまだ増える。その精鋭たちが示してくれる覚醒への道をまっすぐに見詰め、迷いから醒める者たち自身の行く末を照らす「志」を互いに錬磨し合い、陰りなく社会を照らし出す光源の束としていきたい。
五月書房新社 取締役・編集委員会委員長
佐藤 章
bottom of page